会頭挨拶

第34回日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会
大会テーマ「皮膚科医の未来を見据え皮膚科の将来を議論する」

会頭 谷田 泰男
(谷田皮膚科医院)

第34回日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会を2018年4月28日(土)29日(日)に仙台国際センターで開催させて頂きます。

今回は「皮膚科医の未来を見据え皮膚科の将来を議論する」をテーマと致しました。このテーマのもと、いくつかの新しい企画を考えました。この二、三年で多くの大学教授が交代されます。その先生方が研修されていた時代と比べ、現在の皮膚科診療は大きく変わりました。そこで幾人かのビッグネームの先生方にお願いし、携わって来られた皮膚科診療の移り変わりを辿り、皮膚科の将来に繋がる提言を頂けるようなシンポジウムを企画しました。また、一人医長で診療しなければならない病院がまだまだ多く、勤務されている先生方が頑張られても、質の高い診療を保つことが難しいとも言われております。一方、多数のスタッフで診療している施設もあります。そのような施設の先生方はどうして沢山の医師で診療をすることができているか、またそうするにはどうしたら良いか等を討論する“勤務医応援プロジェクト”や、他科において皮膚疾患と関連する疾患のお話などを聴くシンポジウムも企画しております。

今大会は、2002年牧野好夫会頭のもと仙台プラザホテルで行われた第18回総会以来、16年ぶりに行われる東北地区での大会です。仙台市で開催されますが宮城県支部だけで運営するわけではなく、東北6県各支部の先生方にも企画の段階から参加頂いており、東北地区全体で開催するものと考えております。各県支部、各々が企画したシンポジウムを準備しております。

文化講演会では修験道発祥の地、奈良県大峯山において、山中を1日48キロ千日間続けて歩くという難行、千日回峰行を達成され、さらに、9日間飲まず・食べず・寝ず・横にならず、という想像を絶する『四無行』を満行された大阿闍梨(だいあじゃり)、塩沼亮潤師のお言葉をお聴きしたいと存じます。

2016年12月には研究皮膚科学会が、さらに2017年6月には日本皮膚科学会総会が仙台で開催されました。仙台にお越し頂いた先生方も多いと存じます。今大会は3年続けて仙台で開催される皮膚科関連の大きな学会です。去年一昨年行ったからもういいかな、などと仰らず、ぜひとも春爛漫のみちのくにお出でください。まさに東北地方は桜の花咲く素晴らしい季節です。その季節を満喫して頂く特別企画をご用意しました。仙台での会期の翌日4月30日は振替休日となりますので、29日のランチョンセミナー終了後に弘前まで移動、サテライトセミナーを開催致します。この時期の弘前城は桜祭りが開催され、全国的にも有名な美しい桜が御覧頂けると考えております。さらに今、弘前城は石垣の修復のため、曳き屋工法で元の位置とは離れた場所に一時的に移動されています。期間限定の弘前城を桜と共に鑑賞する機会はおそらく二度とありません。桜祭り期間中の弘前はホテルの予約が困難で、この時期に弘前の桜を観ることは非常に難しいのですが、私達は弘前市内のホテルと仙台から弘前までのJRによる移動を手配確保致しております。ただし残念ながら、いずれも数に限りがあります。バスなどの移動は弘前市内が渋滞します。是非ホームページ内にある弘前サテライトの部分から早めにお申し込み下さい。沢山の先生方の御参加をお待ち致しております。