葬儀での感染症対策の現状

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葬儀の際の注意点

新型コロナウイルスが第2波、第3波と流行し、非常事態宣言や外出自粛要請により、不必要な外出を控えるようになったり、食事をする機会が減ったりと、普段の生活に様々な影響が出てきています。多くの人が生活の楽しみを失い、外出が減り、車の交通量が減る。これは新型コロナウイルスの流行を防ぐためにはやむを得ないことなのでしょうが、多くの人が楽しみを失い、疲れやストレスを感じているのです。ニュースではほとんど報道されませんが、葬儀も多くの人が集まるため、ウイルス感染のリスクはゼロではないと考えられています。しかし、葬儀はコンサートやイベントとは性質や意味合いが異なり、規模は小さくなるかもしれませんが、中止することはできません。ここでは、葬儀に参列する際の注意点をご紹介します。まずは、新型コロナウイルスがどのように感染するのか、改めておさらいしておきましょう。

ウイルスはどのようにして感染するのでしょうか?(感染経路)

現在、新型コロナウイルスの感染経路としては、2つの可能性が考えられます。

飛沫感染

感染者のくしゃみや咳、唾液などから飛沫状にウイルスが放出され、別の人が口や鼻からウイルスを吸い込んで感染する。主な感染場所は、学校や劇場など多くの人が集まる場所です。

接触感染

感染者が手でくしゃみや咳をした後、身の回りのものに触れてウイルスが付着し、別の人が対象物に触れてウイルスが付着し、別の人が手で口や鼻に触れて粘膜を介してウイルスが感染します。感染場所としては、電車やバスのラック、ドアノブ、手すり、スイッチなどが挙げられます。

通夜・葬儀に参列する際の注意点

マスクを着用しましょう

マスクは、咳やくしゃみによる飛沫やウイルスの飛散を防ぐ効果があります。また、マスクを着用することで飛沫の拡散を防ぐことができ、多くの人が触れる香炉やドアの取っ手を触る際に、不用意に自分の口や鼻を手で触ってしまうことを防ぐことができます。お通夜や葬儀に参列される方から、「お葬式にマスクをして参列するのは失礼ではないか」などのお問い合わせをよくいただきます。お通夜・葬儀に参列される方から「マスクをして参列するのは失礼ではないか」などのお問い合わせをよくいただきます。マスクを着用することはマナー違反でも失礼でもありません。現状ではマスクをしないことがマナー違反になることもあります。

手を洗いをする

ウイルス感染を防ぐための基本は手洗いです。流水と石鹸を使って、指先、手の甲、親指、指と指の間、残っている部分など、時間をかけて(20秒程度)手を洗います。洗った後は流水で十分にすすぎ、清潔なハンカチやタオル、ペーパータオルなどでよく拭きます。帰宅後や食事の前だけでなく、何かに触れた時などにも、できるだけこまめに手を洗うことを習慣にすると良いでしょう。

アルコール消毒剤を使う

どこにウイルスが潜んでいるかわかりません。手洗いだけでなく、アルコール消毒も感染予防には有効な手段です。ウイルスは人の手を介して拡散するので、手洗いだけでは取り除けないウイルスや細菌をアルコール手指消毒剤で除去します。

座席の間隔をあける

混雑しないように、自分と周りの人との間に十分な距離がある席に座ると良いでしょう。通常のお通夜やお葬式では、周囲の人との間にスペースを空けて座る必要はありませんが、最近ではできるだけスペースを空けて座るようにした方が良いでしょう。

長居や長話を避ける

お互いに手が届く範囲の距離(2メートル程度)で一定時間、対面で話すことも感染症の大きなリスクとされています。お葬式のお通夜に出席する際には、家族と話をしないことは難しいです。家族と話すときは、マスクを着用し、1メートル以上の距離を保ち、会話は短くするようにしてください。

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